MT4は世界でもっともメジャーなFXの自動売買専用ツールです。
海外FXではおなじみのツールですが仮想通貨の取引所でMT4を使って取引できる取引所も存在しています。
今回は、仮想通貨FXの取引をMT4/MT5を使って取引することができる取引所についてまとめました。
この記事で分かる内容は以下の通りです。
- MT4/MT5でビットコイン取引ができる取引所
- MT4/MT5採用取引所の詳細
- MT4/MT5を仮想通貨取引で使う場合のメリット・デメリット
早速見ていきましょう。
MT4/MT5で取引ができる仮想通貨取引所8選
業者名 | 取扱仮想通貨 | EAの提供 | 最大レバレッジ | 対応 |
---|---|---|---|---|
FXGT | 30種類 | 有り | 1000倍 | MT5 |
Virtueforex | 7種類 | 有り | 1000倍 | MT4 |
Bitterz | 8種類 | 有り | 888倍 | MT5 |
CryptoGT | 64種類 | 有り | 500倍 | MT5 | exness | 4種類 | 有り | 200倍 | MT4/MT5 |
Bigboss | 39種類 | 有り | 50倍 | MT4 | easyMarkets | 6種類 | 有り | 30倍 | MT4 |
HotForex | 7種類 | 有り | 5倍 | MT4/MT5 |
Bitpoint | 5種類 | 有り | 2倍 | MT4/MT5 |
MT4/5が使えてなおかつ仮想通貨の取引ができる取引所は、上記8つの取引所です。
以上のように現在、MT4を使って海外の取引所で仮想通貨FXをする際は最大レバレッジが1000倍で取引ができます。
国内の取引所で、MT4が使えるのはBITPOINTのみです。
では続いてそれぞれの取引所についてまとめていきましたので、詳しく見ていきましょう。
MT5でビットコインをするならFXGT
「FXGT」は海外FXと仮想通貨FXの両方ができるハイブリット取引所として注目を集めています。仮想通貨、メタル、エネルギー、株式、株式指数など豊富な銘柄が特徴的。仮想通貨のペア数も、30種類以上と仮想通貨取引に特に力を入れています。
プラットフォームはMT5を採用しており。取引画面の日本語表示や日本語によるサポートがあります。
他にも、スプレッドの狭さや追証がないなど、仮想通貨FXの取引がしやすい条件がそろっています。
入出金方法においても、仮想通貨やクレジットカードなどから選ぶことが可能です。仮想通貨取引所にはめずらしい豪華なボーナスもあります。
MT4でビットコインをするならVirtueForex
VirtueForex(ヴァーチュフォレックス)は、2013年にパナマでサービスを開始した取引所です。
海外FX業者の中では突出したことがない業者ですが、仮想通貨取引所としては優秀。
MT4でレバレッジ1000倍までかけることができる仮想通貨取引所は、VirtueForexのみです。
スーパーボーナス口座では、仮想通貨取引で最大1000倍のレバレッジと入金額に応じて最大100%のボーナスを付与するキャンペーンも行っています。
ゼロカット対応で出金拒否の事例もいっさいなくおすすめできる業者です。
口座開設ボーナスがあるBitterz
Bitterzは最大レバレッジ888倍と豪華なボーナスで人気を集めている取引所です。
MT5に対応していたり入金手段を拡大したりと、取引所運営に力を入れています。ホームページもわかりやすい日本語でカスタマーサポートもしっかりとした対応をしてくれる取引所です。
海外取引所で口座開設ボーナスを行っているのはFXGTとBitterzのみで、無料で取引を始めることができるという点ではお試しにちょうどいいでしょう。
アルトコインの取引がおすすめのCryptoGT
CryptoGTは最大500倍のレバレッジで豊富な通貨で取引できる点がメリットです。
入金ボーナスも頻繁に開催されており、仮想通貨に特化したMT5の取引所のイメージです。
通貨ペア数も60種類以上を扱っていてスプレッドも狭く、アルトコインを積極的に取引するトレーダーには特にオススメの取引所だと言えるでしょう。
海外FXもハイレバでするならexness
exnessは最大200倍のレバレッジで仮想通貨を取引することができます。
MT4とMT5に加えexness独自のツールで取引できるという点も魅力です。
ただ、このexness仮想通貨取引所の中で見るとスペックが優れた仮想通貨とは言えません。
レバレッジも普通ですし、通貨ペア数も普通ですね。
exnessは海外FX取引もしたいという方にはおすすめできます。というのも、このexnessは海外FX通貨ペアのレバレッジが無制限で取引できます。
MT5の仕様上正確には、21億倍のレバレッジまでかけることができますが、海外FXの中で最も高いレバレッジです。
豊富な取引手段があるeasyMarkets
easyMarketsは2001年に設立されて老舗のブローカーです。サッカーチームのレアルマドリードの公式パートナーであり、安全性には定評があります。
歴史が古いだけあり、様々なツールが用意されています。
独自ツールやバイナリーなど他の取引所にはないサービスを楽しめるのもeasyMarketsの特徴の1つです。
Hotforexはボーナスが豊富
Hotforexは仮想通貨取引を最大レバレッジ5倍で取引できます。
2010年に設立されており、安全性には定評があります。海外FXやCFDを合わせると、取扱い銘柄は1000銘柄以上もあり、海外FX業界でもトップクラス。
仮想通貨銘柄は7種類しか扱っていませんが、今後の発展に期待ですね。
Bigbossは比較的手数料が安い
BigbossはMT4で仮想通貨取引をすることができます。Bigbossは仮想通貨FXでは狭いスプレッドを提供しています。仮想通貨ペア数も39種類と仮想通貨FXに力を入れて運営しています。
手数料が安いと言っても、MT4は使えませんがマイナス手数料を実施しているBybitと比べると高く写ってしまいます。
今の所特に利用する価値はないでしょう。
Bitpoint国内取引所で唯一MT4を使える
Bitpointは国内の取引所で唯一、MT4を使うことができる取引所です。
国内取引所はレバレッジが2倍という点や、取扱い通貨がかなり少ないうデメリットがあります。
ただ、日本国内の金融ライセンスを持っていいるという点で何かと日本人が使いやすい設計になってます。
日本の仮想通貨に対する法律は厳しく、通貨もかなり限られていたり、レバレッジも最大で2倍までしかかけられないというデメリットがあります。
ビットコイン/仮想通貨をMT4取引するメリット
ここまで、仮想通貨FXをMT4で取引できる取引所について見てきました。
ここからは、そもそも仮想通貨をビットコインで取引するメリットはなんなのかいう点について詳しく見ていきます。
MT4のメリットは以下の通りです。
- テクニカル分析が高機能
- 自動売買ができる
- スマホアプリがある
- 永久に無料
MT4を使うメリットを1つずつ解説していきます。
テクニカル分析が高機能
MT4には、50種類以上のインジケーターが搭載されています。
膨大なテクニカル指標を使うことで様々なニーズに対応しています。
インジケーターの表示や設定などの操作もとても簡単にできます。
ご自身の希望のインジケーターがない場合は、ネット上で配布されている新しいインジケーターを追加することができます。
MT4のプログラミングができる方であれば、自分で新しいインジケーターを開発することも可能です。
自動売買ができる
MT4にはEAと呼ばれる自動売買システムを組み込むことができます。
これは、あらかじめプログラムされた条件がチャート上で満たされた場合に自動で取引の注文を行ってくれるツールのことです。
EAを導入するだけで自動的に取引の注文を行ってくれます。
EAもインジケーターと同じように多くのデータが配布されており、プログラミングによって自分でEAを開発することも可能です。
優秀なEAを使えば全自動で収入がはいってくるなんてこともありえます。
この機能がMT4を人気にした要因でもあります。
スマホアプリがある
MT4には便利なアプリがios、Android共にあります。
MT4のアプリがあれば、外出先からでも、簡単に取引ができます。
アプリ版もPC版と変わらず、高機能なツールを使うことができるので安心して取引することができる点も強み。
MT4アプリが一つあれば、MT4に対応している複数の取引所のアカウントを管理できるので、非常に便利です。
50以上のインジケーターや高機能なチャートツールが使えるMT4ですが、無料で使うことができます。
MT4は、取引所側と契約しており、取引所から毎月の固定としてお金が支払われています。
トレーダーはどれだけMT4を使おうと一切お金がかかりません。
ビットコインをMT4で取引するデメリット
続いてMT4を使うデメリットを見ていきましょう。
MT4のデメリットは以下の通りです。
- 慣れるまでが難しい
- 仮想通貨取引は対応取引所が少ない
慣れるまでが難しい
MT4は高機能であるがゆえに慣れるまでが難しいです。
50以上のインジケーターがありますが実際に使えるインジケーターは個人のお気に入りのものになります。
MT4がロシア製のソフトということもあって最初は使いにくく感じることもあるかもしれません。
操作を覚えるまでが大変なのは確かです。
仮想通貨取引は対応取引所が少ない
海外FXではMT4での取引が主流と言えますが、仮想通貨取引では大手の取引所は自社の取引システムを持っているのが一般的です。
世界一取引高が高いバイナンスや手数料が最も安いBybitなど仮想通貨取引の定番の取引所はMT4を導入していません。
海外FXもやりながら、仮想通貨FXも取引できるというタイプの取引所でMT4が使えるケースがほとんどです。
国内の取引所もBitpointの1社しか使えないなど、MT4がメジャーなシステムではない点はデメリットでしょう。
仮想通貨/ビットコイン MT4まとめ
今回はMT4が使える取引所についてまとめていきました。
MT4は世界中で最も人気のある、高機能で便利なプラットフォームです。
海外FXユーザはMT4で仮想通貨取引をして見たいと感じることもありますよね。
MT4で仮想通貨取引ができるところは少ないですが、FXGTやCryptoGT、Bitterzと言ったいわゆるスプレッド型の取引所はMT4を採用しています。
MT4を使うスプレッド型は仮想通貨界隈では手数料が高くなりますが、レバレッジが高いという傾向があります。
スプレッド型以外にメイカーテイカー型もありますがこちらは手数料や安くつきますが、レバレッジが低いという傾向にあります。
どちらのタイプもまとめた仮想通貨取引所についての記事は以下からご覧ください。