仮想通貨取引には、元金以上の金額を投資できる「レバレッジ取引」が可能です。
しかし、仮想通貨取引が初めての場合は「レバレッジのやり方がいまいちよく分からない!」という方も多いはず。
また、レバレッジの仕組みが分からないまま取引を始めてしまうと、思わぬリスクを負うこともあるでしょう。
そこで、本記事では仮想通貨のレバレッジ取引のやり方と注意点を詳しく解説していきます。
本記事で分かることは、以下の通りです。
それでは解説していきます。
海外取引所のレバレッジ取引のやり方をわかりやすく解説
レバレッジ取引は、順番さえ間違わなければ意外と簡単にできます。
まずは、仮想通貨におけるレバレッジ取引のやり方を初心者でもわかりやすいように、順を追って解説していきましょう。
レバレッジ取引のやり方は以下の手順です。
- 日本の取引所で口座開設
- 日本円を入金
- BTC(ビットコイン)を購入
- 海外取引所で口座開設
- 海外取引所に送金
- 新規注文
それぞれ見ていきましょう。
口座開設
仮想通貨でレバレッジ取引をする前にまず最初にすべきことは、国内の新規の取引所の開設です。
新たに仮想通貨の取引をするには、仮想通貨専用の口座が必要となります。
口座開設の際には、販売所か取引所を選択しますが基本的には取引所がおすすめです。
なぜなら販売所は、業者から直接仮想通貨を取引するため手数料が高いから。
取引所の場合は、個人間で取引するためその分手数料が安くなっています。
取引所と販売所を併設しているところが多いですが、口座を開設するなら販売所ではなく、取引所を選択しましょう。
日本円を入金
仮想通貨の口座を開設したら次は、ウォレット口座に日本円を入金し、トレード口座に振り替えましょう。
基本的に仮想通貨の口座は、入金(ウォレット)口座とトレード口座の2つに分けられます。
仮想通貨はウォレット口座に入金した日本円を、トレード口座に振り返すことではじめて証拠金として取引できるのです。
また、既に仮想通貨を所有している場合も一度ウォレット口座に入金する必要があります。
トレード口座に入金すると、リアルタイムで日本円での評価格が表示されるはずです。
BTC(ビットコイン)を購入
続いて、国内の取引所でビットコインを購入します。
ビットコインの購入はそれぞれの取引所で簡単にできます。この時に注意する点は、販売所で購入しないことです。
再三申し上げていますが、販売所の手数料は取引所の手数料と比べ物にならないくらい高いです。
手数料負けを防ぐためにも取引所で購入しましょう。
海外取引所で口座開設
続いて、海外取引所で口座を開設します。
海外の取引所はKYC(本人確認)がない取引所が多く、非常に早く口座を開設することができます。
レバレッジの高い取引所についてはこちらの記事でまとめてあります。
海外取引所に送金
続いて、海外の取引所に送金していきます。
国内の取引所の出金画面から海外の取引所に送金。それぞれのアドレスを間違えないようにしましょう。
1文字でも間違えてしまうと仮想通貨は電子ゴミと化してしまうのでこの点十分に注意していただきたいです。
新規注文
取引できる金額を入金したら、いよいよ新規注文していきます。
仮想通貨の注文方法は「ストリーミング注文」と「指値注文」の2つ。
ストリーミング注文は、表示されている価格のまま仮想通貨を購入する注文方法です。
一方で、指値注文は「この価格になったら注文する」と買値をあらかじめ指定する購入方法。
以上の2つの注文方法から、仮想通貨を購入します。
この時に、レバレッジを忘れずに指定してください。
レバレッジの取引方法は、仮想通貨取引所によって異なってくるので、取引前には必ず確認しておきましょう。
あとは「安い時に買って、高い時に売る」の繰り返しで利益を生み出していくのです。
仮想通貨初心者がレバレッジをするメリット
仮想通貨初心者がいきなりレバレッジ取引をするのは、不安だと思う人も多いはず。
しかし、初心者だからこそレバレッジを効かせて取引を行うメリットがあるのです。
以下では、レバレッジ取引のメリットを解説していきましょう。
レバレッジ取引のメリットは以下の3点です。
- 元金以上の資産運用ができる
- レバレッジの倍率を自由に設定できる
- 初心者でも操作が簡単
それぞれ詳しく見ていきましょう。
元金以上の資産運用ができる
レバレッジ取引の最大の魅力は、なんといっても元金以上の資産運用ができる点でしょう。
株取引は、ある程度まとまった資金がないと運用できないとされています。
しかし、仮想通貨ならレバレッジ取引をすることで、少ない資金で大きな利益を出すことが可能なのです。
レバレッジの倍率を自由に設定できる
仮想通貨のレバレッジ取引は、トレーダーの意思で自由に設定することができます。
例えば、普段は証拠金通りの取引をしていて、タイミングを見ながらここぞという時にレバレッジをかけるなどの自由度が高い取引が可能です。
海外取引所であれば、100倍のレバレッジも珍しくありません。
なお現在、日本の仮想通貨取引所のレバレッジ倍率は2倍までに規制されています。
また、仮想通貨は365日24時間取引ができる業者も多いことも、魅力の一つであるといえるでしょう。
初心者でも操作が簡単
レバレッジ取引は、取引所にもよりますが、操作が簡単なことが多いです。
基本的には注文する時に、レバレッジをかけるかかけないかを選択するだけで済みます。
ただし、海外取引所でレバレッジ取引をする際には、あらかじめ日本語サポートがあるか確認しておきましょう。
万が一トラブルがあっても、日本語サポートなら安心して取引ができます。
初心者がレバレッジ取引で注意すべき3つのポイント
ここまで、レバレッジ取引によるメリットを解説してきました。
それに伴い、注意点もいくつか紹介していきますので、しっかりと把握しておきましょう。
- 追証(追加証拠金)のリスク
- 仮想通貨は相場の動きが激しい
- ロスカットで強制退場
それぞれ詳しく見ていきましょう。
追証(追加証拠金)のリスク
追証とは追加証拠金の略称で、一見聞こえの良い専門用語のようですが、わかりやすく言えば「借金」です。
レバレッジ取引で、証拠金以上の損失が出た場合には、その損失額を追加で支払う必要があります。
レバレッジは、少ない資本金で大きな運用ができますが、損失を出した場合には借金のリスクがあることを覚えておきましょう。
なお、海外の仮想通貨取引所の場合は「ゼロカットシステム」を採用している業者が多く、証拠金以上の損失が出ないようになっています。
しかし、大きな損失になることには変わりがありませんので、気をつけて取引していきたいものです。
仮想通貨は相場の動きが激しい
仮想通貨は、株やFXよりも相場の動きが激しいことで知られています。
そのため、政府は以前よりも国内の取引業者に、一層厳しいレバレッジ規制をかけて投資家を保護しているのです。
このように仮想通貨は、投機性の強い投資法であることを把握しておきましょう。
ロスカットで強制退場
ロスカットとは、損失が一定水準を超えて発生してしまった場合に、強制的に決算されてしまうシステムのことです。
先述の通り、仮想通貨は相場の値動きが激しいので、一瞬で損益が変化していきます。
しかし、なかなか損切りができないまま、ポジションをとり続けてしまうことは非常に危険。
そこで、業者側が判断し強制的にロスカットを行うことで、投資家に多額の損失が出ないようにしているのです。
まとめ:仮想通貨初心者ほどやって欲しいレバレッジ取引
ここまで、仮想通貨のレバレッジ取引のやり方と、メリット・注意点などを解説してきました。
仮想通貨のレバレッジ取引は、初心者でも簡単にできます。
レバレッジを効かせることで、効率的に資産運用ができるでしょう。
ぜひ、本記事を参考にレバレッジ取引に挑戦してみてはいかがでしょうか?
仮想通貨のレバレッジ取引ができる海外の口座は以下記事でまとめてあります。
こんなお悩みを持つ方に、おすすめの取引所を「初心者」「中上級者」向けに分けてお伝えします。
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